心 ―ハジマリノウタ―




再び下げた頭。


その腕は可哀相になるくらい震えている。


怖いんだろう。


受け入れられるかどうか。


もう答えは決まっている。




「当たり前だろ!

顔上げろよ、メイ。

皆でユアを助けて、疑い晴らそうぜ!」




俺はにっこり笑って言った。


ユアなら、許すに決まっている。


ユアなら、こうするに決まっている。


俺は、確信していたから。


メイも、ここにいる全員も、

誰か独りでも欠けていたら、

ユアはきっと悲しむだろう。


だから、俺たちは

全員で、ユアを救ってみせる。



結局メンバーは、

俺、リヴィア、リブ、リオ、メイ…


この5人になった。




「リオン…いえ、リオ。

傷口が開きます。座ってください」



リブがそうリオに声をかけ、

椅子を勧める。


リオは驚いたように目を丸くしながら、

それに従った。