心 ―ハジマリノウタ―






「さて…

これからどうしようか?」





リヴィアの部屋に集まった俺たち3人は

今後のことを話し合っていた。


あんな風にジグに啖呵切って

此処にしばらく留まれるとは考え難いし、

居心地も悪いだろう。




「南西アジトへ行くのはどうでしょうか」




沈黙を破ったのは、リブだった。


リヴィアも頷いて、先を促す。




「南西アジトには、

私たち全員の師匠がいます。

それに、議会のほかに権力を持つ人の中で、

ユアと接触したことがある人は、

ダイガ、リヴィアの師匠、レイの師匠です」



「ああ、確かにね。

それが一番いいだろう」




しかし、リヴィアの表情は

言葉とは裏腹に曇っている。


理由を尋ねるまでも無く、

リヴィアは曇った表情の理由を話した。




「でもねぇ…

それは一番簡単で最善の方法だ。

ジグが考え付かないわけが無い。

先にダイガに根回しされれば…

いや、もしかしたら、

もうされてるっていうこともありえる」


「…大丈夫だと思う」