心 ―ハジマリノウタ―





「レイ!

失礼だろうが!!」




レイが自慢気に言うと、

ラインが頭を叩いた。


その手にもレイと同じように

ガントレットが光っている。


その力の証拠に、レイは頭を抱えて

黙り込んでしまった。




「本当のとこ、

マイクやスピーカーを通しても、

能力が聞くのか心配だったんだがな、

問題ない様でよかった。

それにしても、すげぇな…

是非一度その歌声、調べさせてくれ!」




ダイガは興味深げに私を見て言う。


調べるのは構わないが、

今は、それよりも大切なことがある。




「ダイガさん、聞きたいことがあるのですが」


「おう、何だ?」




ダイガはきょとんとした顔で私を見返した。


レイも真剣な表情になり、私と並んだ。




「先日、リオが南西アジトにいたと聞きました。

彼の居場所をご存知ありませんか?」