心 ―ハジマリノウタ―






「返してください。

私が何をしようと、

関係ないはずです」




リブはリヴィアをキッと睨むと

激しい口調でそう言った。


リヴィアに張り合う人を

初めて見た。


いつもリヴィアはその容姿で

人を圧倒させてしまうからだ。


リブ、どんな人なんだろうか…。


レイも興味深げに見守っている。




「関係ないけどねぇ、

少しは会話に参加するとか、

愛想をよくするとか、

どうにかできないの?」




リヴィアは怒っているようだ。


リブの態度が

気に入らなかったのだろう。


誰だって、心を閉ざされれば悲しい。


しかし、リブは私たちとは

関わりたくないようだった。




「私は任務のために

此処に居るだけです。

仲良くする必要が何処に?

貴方たちこそ、

少し静かにしたらどうですか?」




リブはあくまで無愛想だ。


頑なにリヴィアに対抗している。