心 ―ハジマリノウタ―





「仕方があるまい。

ユア、お前の任務というのは、

先ほどダイガが連絡を寄こしてな。

お前のマイクとスピーカーの微調整をしたいそうだ。

リヴィアの言ったとおり、

近々攻め込むつもりでおる。

できればお前の力も借りたい。

なるべく早く帰って来い」




許可が下りた途端、

3人で頷く。


良かった、3人ならば

リオとメイを探すことも可能だ。




「それから、リオとメイのことだが。

お前たちの想像は恐らく正しい。

メイはアジトを抜け

リオはそれを追っていた」



「追っていた?

今もだろ?」




レイが怪訝そうに聞き返すと、

ジグは俯いた。


その表情は見えない。


しかし、声は沈んでいた。




「毎日連絡を取る事が特別任務の条件だった。

だが5日前から、

連絡が途絶えた…」



「そんな…!」