心 ―ハジマリノウタ―





そうリヴィアを呼び出したのは、

当時アジトのリーダーを務めていた

ジグだった。


その話の内容は、

リヴィアに、アトネスを弟子にしろ、

というものだった。




「お前の能力は高い。

他の能力者よりずっと。

だから、アトネスと師弟になれ」




リヴィアは断った。


と、言うよりは、嫌だと喚いた。


リヴィアはアトネスとの関係を崩したくなかった。


それに、自分のせいで

アトネスを能力者にしてしまったことに

後悔、罪悪感、そんなものを感じていた。


ジグはそれ以上何もいうことはなかったが、

ある時、

アトネスが言った。




「ねえ、リヴィア…

私のことを、弟子にして」




リヴィアはショックだった。


それでも、最後には…

受け入れた。