心 ―ハジマリノウタ―






「だから、あたしの弟子に

ならないかってことなんだ」




リヴィアの弟子に。


つまり、私たちは、師弟に。


それがどういうことなのか、

よく理解できない。




「それは…私が弟子になれば、

何が変わるのですか?」


「うん、実際大して違いはないよ。

もともと確認のつもりだからね」



私の問いに答えたのはロックだった。


違いはない。


つまり、このままリヴィアの教えを

受けられるということ。


私は迷いなく頷いた。




「じゃあ、ユアは今日から

リヴィアの弟子、ということでいいね?」




ロックが確認を取るようにそう尋ねた。


私はもう一度頷いて、リヴィアの方を見た。




「そうだね…」




頷いたリヴィアの表情は、

曇っていた。