心 ―ハジマリノウタ―





「では、レイさんにとって

リヴィアさんや私は大切、なのですか?」



「ああ、そうだよ」



「どうしてですか?」




私の質問に、レイは困った顔をした。


私はレイをじっと見つめて答えを待った。


レイの金の前髪が揺れる。


ハシバミ色の瞳が、私を見つめて答えた。




「仲間、だから」




仲間…。


私がそう呟くと、私の質問を待たずに

レイは説明してくれた。




「ここでは、皆が命をかけて戦ってる。

その分、助け合って生きてるんだ。

ドレイとの戦いは、

皆が幸せでいられる平和な世界を

取り戻すためのものだから」




幸せでいられる、平和な世界。


助け合う。


そのために、戦う。


よく分からない。


でもきっと、それは良いことで、

レイもリヴィアも

その世界を望んでいるのだ。