仁は、あれから黙ったままで無言でその場を立ち去った 残った私は、どうしようか迷ったあげく、なんとか解決しようとグレネディアのいる部屋に行こうと決めた 「グレネディア…?」 ドアを開けて言うが、返事はない ドアを全部開けて、奥の方を見てみると、グレネディアがテレビに釘付けになっていた 本当に…テレビ見てる その顔は無表情だけど、画面を見つめる目がキラキラと輝いていた 『正義の味方、セイ☆バイマーン参上!』 テレビから、聞こえてくる