先生と私の境界線

実力テストも終わり、テストの結果は、いつものように
ボロボロだった。

でもあんまりテストの事を考えてなかった。
A組とC組は逸早く、先生の授業を受けることになっていた。
B組は時間割変更などでちょっと遅れることになっていた。

とてもA組とC組が羨ましかった。

先生の教科は社会だった。
私が一番好きな教科だった。


好きな先生が好きな社会を教えてくれる・・・


私はとても嬉しくて、とても楽しみだった。


でもその気持ちはすぐに歪んできた。

A組もC組も先生の授業受けた感想が同じ言葉だった。
『社会めっちゃウザイばい。身だしなみ言われたけん。ボタン止めろとか』

最悪だった。。。
B組の生徒もその言葉を信じた。


"絶対に先生はうざくない!"


と私のココロは否定しまくった。


そしてようやく、B組は初めての社会を受ける日がやってきた。

授業始まる5分前になると、先生が教室に来た。