美菜の所に戻ると
横には兄の達哉と母親の香がいた

横に座ると


「悠生君。美菜の事よろしくね」


「はい」


「美菜、分かっていると思うけど、この世界は女にとって大変よ。覚悟してなさい」


「はい」


そう…香も十代で鳳神会の頭になり辛い思いをしたが

鳳神会は夫の流夜が神龍会と一緒に見てくれているから

今は苦労はあまりないがやはり娘の事は心配だった