小屋が見えてきた時

「俺はここで…」


‘ああ’


「ねえ…明日もいるのか?」


‘たぶん いる’


「来てもいいか?」


‘…’

サキは黙って頷く


「じゃあ明日」


‘…じゃあ’


片手を軽く上げて
車に乗り走り出した

それを見送るサキ

少しドキドキした自分に戸惑いながら小屋に戻った