ヤンデレ彼氏に監禁されて

絶対の勘違いばかり


回避方法は知っているから、それをするだけ


最悪なこの状況に、最低な方に行かないようにする


「……きつい」


我慢は、きついもの

膝を抱え、丸まった


どうしてこんなことに……まずい、挫けそうだ


目を瞑り、見る世界を暗くした


だというのに、瞼裏には昨日までの平穏が流れる


正確には、思い出だけど、『昨日』に恋い焦がれすぎて、思い出が鮮明だ


そして、あの人


楽しい時に、思い馳せ


「お待たせ。次、入ってもいいよ」


前に映るのは、彼だった


顔を上げて、風呂上がりの彼に


「……っっ」


目を、背ける始末


そんな私お構いなしに、彼は近付いてきた