ヤンデレ彼氏に監禁されて

ここリビングから、台所は吹き抜けのようになっていて、彼の後ろ姿がよく見える


ガスコンロにあるのは、鍋


中身はクリームシチューだ


少し前に、彼が作ったもの


朝方、オムライスの材料を無駄にしないようにと彼はそれを作っていた


いい匂いがこちらまで届く


ぐつぐつとした、美味しさが伝わる音まで


絶品なんだろう

だからといって、食べたいとは思わない


「はい、どうぞ」


朝と同じ位置で、夕食が始まる


クリームシチューに、サラダ


晩ご飯には丁度良い量だ


とりあえず、スプーンを手にしたけど


……口に、運べない


今朝の味噌汁同様、食べることは出来るのだろうけど


食が進まず、止まったままだ