ヤンデレ彼氏に監禁されて

でも、その理由があるからこそ彼は怒ってもないし


「やっぱり彩芭は、前と変わらず優しいな」


何故か、私の株価が上がっていた


後ろから両肩に腕を回され、首でも絞めるような――勿論、息苦しさはなく彼にとってはじゃれあいだった


後頭部に、彼の唇の感触がする


「これが最後の嘘だから、頑張って」


頭蓋骨に響くような低い声


振動し、その割に心地良くも思えて


鳥肌がたつ


言うことを聞かなければ、首を折られそうな


考えるのを捨てて、新たに文章を作る


『唐突なんだけど、私、留学することになっちゃったんだ


家や、大学での事情でさ

ごめんね、メールでのお別れで


今まで、ありがとう』


嘘、嘘ばかりを並べて飾り立てた