ヤンデレ彼氏に監禁されて

「よし、一段落か。彩芭、ケータイも持ってきて」


「え、ケータイですか……!」


ケータイも、か
目の当たりにした光景から、私のケータイもどうなるかは分かりやすい


ゴミ箱行き


嫌だと思うも……ナイフを手にしたままの彼が目に入る


容赦なく、選択なく、強制だ


バックに入れていたケータイを彼に渡す


「あ、まだいいよ」


――と、渡そうとした手を止められた


まだ、という言葉


今はまだ壊さないらしいけど

何故かは分からない


「友人、四人程度でいいから『留学する』っていうメール送って。後、大学側にも、ね」


何故が分かった時


さぁ、と血の気が引いた