ヤンデレ彼氏に監禁されて

希望が砕かれた瞬間


これ以上、行くとは言えない切り返し


どれもが『私の為』であるからして断り辛いもの


彼は、あくまでも『優しさ』からそんなことを言ってくれている


逃げられる心配をよそに、私自体の心配


ありがた迷惑

だけど、はっきりとした


私はまだ愛されている


確信が芽生え、まだ殺されはしないと教えられる


なら、まだ逃げるチャンスはある


「分かり、ました……」


出るのを諦め、彼の要望に応える


目玉焼きを作る最中


「寒いから、味噌汁でも作るよ」


横で一品を作る彼


手際よく、それこそ目玉焼きが焼き終わった頃には、すでに食卓には味噌汁が並んでいた


「へえ、彩芭、納豆食べるんだ。――俺も食べよう、と」