ヤンデレ彼氏に監禁されて

「まあ……。時折、痛むが、大したことじゃない」


眼帯に触れながら、彼は言う


彼のアルト声は、聞いていて気持ちいいものだ


周波数が穏やかなのか、耳に入ると気分が落ち着く


「……。痛もうとも、別にいいと思っているんだ、俺は」


子守歌めいた声

また彼に体を預けた為、余計に夢現な気分になっていく


現に、今


「……ん」


視界が霞んだ


目をこする

リラックスしすぎだ自分と、笑けてくるけど


「痛み以上の『嬉しい』ことがあるからな」


「うれ、し……?」


疑問になった単語を聞くも眠気のせいか、ろれつが回らなかった


欠伸が出る、ついでに涙さえも


「眠いのか?」


「あ、すみま、せ……」