ヤンデレ彼氏に監禁されて

「良い思い、って。主語がない」


もっともな意見を言いながら、彼もソファーに座る


いつもながら、冗談があまり通じない人だ


「かなり、良い思いですよ」


笑いは取れなくても、言うこちらは楽しいので敢えてそう口にした


ついでに、横に座る彼に体をもたらさせて


かなりのリラックスしている私は、どうも人にくっつく性質がある


恥ずかしいことだが、彼の前なので良いとする


彼とて、あまり何も言わないし


「……。気になるな。男か?」


「私が男になりたくなるほどの、可愛らしい女の子と遊びましたよ」


「何だ、それは?」


訝る彼に、笑っておく


ずずずっ、とコーヒーを飲みながら、私は再度彼にもたれかかった