ヤンデレ彼氏に監禁されて

「いやいや、優しいって。だって、私が留学するって言うメールに。泣きながら電話してきたの、柑南だけだし」


嘘でも、あれで友達との親密度が計れてしまった


忘れもしない、電話に出るなり『彩芭ちゃんと離れたくない。うわーん』と、号泣交えたあの声は


「あ、あの時は、もう無我夢中で……。でも、本当に私って、馬鹿だよね。

あの電話、彼も傍で聞いてたんでしょ?」


「聞いてたよ。『いい友達だね』とか言ってたし」


「う……。何で気付かなかったんだろう、私……。

でも、改めて考えると彩芭ちゃんの彼氏、凄いよね。脱獄して、行った先が彩芭ちゃんの所でさ。

人を殴ったりするのも、彩芭ちゃんの為とかで。


愛が成せる技、正にヤンデ……って、ごめん!変なこと言って」