ヤンデレ彼氏に監禁されて

『こんな』の部分で、国本刑事の視線が私に向いて


意味は分からない
『私』には、理解出来ない会話を


「おま、え……。彩芭を盾にしやがって……っ!」


クルキさんは、国本刑事としていた


怨みでも吐くかのように、彼の殺意が送られるが

捕まった奴は怖くないとも言いたげに、国本刑事は肩をすくめた


「人聞きが悪いねぇ。盾っていうのは、『攻撃から』身を守る為にあるんだ。ガードだよ、ガード。

その点で言えば、この子は盾じゃない。何せ、お前はこの子に『攻撃』なんか出来ないんだからな。

ガードはな、アタックがなきゃ成立しない。分かるか?理屈を語っているつもりだぞ」


それで、私でも意味を理解した


あの時、彼の時が止まった――引き金が引かれなかったのは、私のせいだ