ヤンデレ彼氏に監禁されて

撃つ――撃つ――撃つ


連射、連発

全てが彼の銃口から


小さな音と、後から取り出したものは爆音を出していた


両手を広げ、引き金を引く


その度に、男性二人の悲鳴を聞いた


「……っ、しぶといな」


鳴り止んだ暴音

続けて聞こえたのは、暗い彼の声だった


いつの間にか驚きで瞑っていた瞼を上げる


ベランダに、さっきのような死体はない


続いて、玄関先にも


あるのは、穴ぼこな壁面


さっきみたく国本刑事はベランダに逃げたとして、あの若い刑事はどこに逃げ――


「栂っ!大人しく――っ!」


たんだと思う前に、台所から銃口を向ける刑事を見た


リビングと繋がる台所

カウンター式になっている為、刑事はそこで難を逃れているようだ


怒りがあるのか果敢にも彼に刃向かうも――発砲され、頭を引っ込める始末