ヤンデレ彼氏に監禁されて

「――なっ!」


前触れなく閉まった扉に驚愕する私の悲鳴と


「が、があ!」


痛みによる悲鳴があがった


扉の隙間から、指が出ている


挟まった


虫にも見える四本の肉


蠢いて、痛い痛いと、叫んでいた


扉が、凶器になった瞬間

プレス機めいた圧迫が、茨木刑事の肉を潰そうとしていた


「屑が……。この部屋に入ってきやがって」


悲鳴が響く最中、冷徹な声を聞いた


彼――いつの間にか、ドアノブに手をかける彼がいた


手動のプレス機

茨木刑事に悲鳴をあげさせているのは、紛れもなくこの人だった


「い、茨木さんっ!このっ!止めろ!」


外から聞こえた若い声


茨木刑事に同伴した人だと思うが、仲間を助けようと扉を開けようとしていた