ヤンデレ彼氏に監禁されて

居留守を使うのは無理か


彼も、しょうがないという口振りをして


『警察の者です。少々、お話しを聞かせてもらいたいのですが』


――場の空気が、一気に固まった


彼でさえ、動揺している


「……。彩芭、出て。絶対に、中には入れないように」


そう動揺しながらも、適切な指示を彼は出してきた


内側の南京錠を開けて、銃を構え、いつもの定位置へ


生唾を飲む


今の私には、ちょっとした選択があった


このままか、逃げるか


警察――唯一、彼に対抗出来る人がそこにいるんだ


助けてもらう……だとしても、可能性としては低い


警察は、そこに彼がいるのを知らないんだ


前みたいな、簡単な事情聴取


お手上げ状態だから、質問しにきた程度のこと