ヤンデレ彼氏に監禁されて

彩芭と一緒にいる為に、ただ『持っているもの』


それが『必要』となるのなら、そうだろうとも


私が死ねば、この人は自害する


必要――掛け替えのないものを全部放り投げて、彼は追ってくる


自惚れじゃない
確信だ、これは


ついさきほど、聞きほれた言葉があったんだから


彼の世界に必要なのは、私だから


いわば、私が彼にとっての生きる意味


随分と、重すぎる『意味』を持たされてしまった


肝心の私は、こうも彼から距離を起きたいのに


「好きだよ、彩芭」


太ももに、口付けをされた


反応する体

そのまま、倒れそうになる最中


――訪問者が来た


お決まりのインターホン

驚愕に値するものと同時に、彼のこの口付けから逃れられると私は玄関に向かった


名を呼ぶ彼にお構いなしで、突き進み


「はい、今……ん!」


後ろから彼に拘束された