狂気、恐言、歪愛
行き過ぎているんだ、純粋が
束縛を通り越した、呪縛でさえ
『私の為』にと、なってしまう
邪心がないのが、純粋というもの
端からみれば、明らかに邪であっても、『彼の心』では悪いことをしているなんて気持ちはない
私の為だから、何をしてもいい
間違いだらけの言い分も、愛があるからというのでまとめてしまう
咎めようにも、何を『咎める』のかが分からない
異常だろうとも、彼の愛は『本物』なのだから
恐らくは、人間だれもが持っている願望
誰かしら、『自分の為に何でもしくれる人』を求めている
裏切らない、誰か
嘘をつかない、誰か
自分だけを愛し続ける、誰か
欲しいと思わない筈はない
だって、そんなもの、『存在しないんだから』


