ヤンデレ彼氏に監禁されて

廃れる身は、惨めだった


それに声を掛けられ、そこに慰めを貰う


どちらも、私を苦しめるのに


か細い声で泣いていれば、涙を親指で拭われた


耳を弄っていたのは終いか


ぐずぐずと泣いていれば、また彼の不安を煽って


「あいつは、必ず殺してあげるから」


彼の言う『安心』に、拍車をかけていた


もう、何も言う気にもなれない


慣れたんじゃなく、諦めた


彼は、私と違う所で生きている存在なんだから


違う存在(わたし)の常識が、通ずる訳がない


もう、終わりだ


確信する絶望
見たくはなかった希望削除


大粒の涙が零れて、せめてあの人の声が聞きたいと、耳を傾ければ


――また、泣く始末