うん、と彼は、私の意見に納得していた
「後で、殺すよ」
にっこりとした健全すぎる笑顔なのに、言う台詞は耳を疑うものだった
でも、私が願ったことでもある
「はい、そうして下さい……」
「ああ。しばらくは、無理かもしれないけど、必ず。
ほとぼりが冷めたら、俺も自由に動けるから。その暁にまず、あいつを、ね」
任せて、といういつぞやと同じことを聞いた
あの時みたく、必ずやるんだろう
そうだろうとも、事なきを得たことは確かだ
「――な、何で行こうとするんですか」
今は何もしないと和解した筈の彼は、まだ進もうとした
変わらずに、腕を引き止めるのだが
「何で、って。顔を見なきゃ、後に殺せないだろ」
盲点だった
彼の言い分は正しい
新たなる関門に当たり、きちんとした理由が分からず
「後で、殺すよ」
にっこりとした健全すぎる笑顔なのに、言う台詞は耳を疑うものだった
でも、私が願ったことでもある
「はい、そうして下さい……」
「ああ。しばらくは、無理かもしれないけど、必ず。
ほとぼりが冷めたら、俺も自由に動けるから。その暁にまず、あいつを、ね」
任せて、といういつぞやと同じことを聞いた
あの時みたく、必ずやるんだろう
そうだろうとも、事なきを得たことは確かだ
「――な、何で行こうとするんですか」
今は何もしないと和解した筈の彼は、まだ進もうとした
変わらずに、腕を引き止めるのだが
「何で、って。顔を見なきゃ、後に殺せないだろ」
盲点だった
彼の言い分は正しい
新たなる関門に当たり、きちんとした理由が分からず


