ヤンデレ彼氏に監禁されて

上体が電流でも流れたかのように跳ね起きた


「彩芭……!」


流石に、彼も驚く所行だったらしく

彼も上体を起こす


「大丈夫か……っ!」


切羽詰まり、私を案ずる声


「…………ぁ、ゃ」


声が、出ない


出した瞬間、別のものが這い出てきそうで


下を向き、必死に出さないようにと息を止めた


しかして、肺が酸素――いつも以上の空気を求めて


「っ、あ……はっ」


さながら、獣のよう


荒く息をして、体を震わせて、口から唾液が流れ出し


危険に過剰に反応する


「彩芭、彩芭っ」


妖艶さは、いずこか
今ある彼の顔は焦りの色しか見えない


心配、いや、それ以上


自分の命でも死にそうになっているかのような、恐怖心と焦燥感