幼なじみ~初恋~

急に涙を流した私を見て、ひろ君が不思議そうに私の名前を呼んだ。


でもすぐに、まるで子供をよしよしってするみたいに、頭をなでてくれた。


「ひろ君」


「ん?」


「あのね、言いたいことあって来たの」


「なに?」


涙を手の甲で、ごしごしと拭いた。


「好き。ひろ君が好き」


精一杯の告白。


しだいに顔が、熱くなってきた。


ひろ君は、何も言わなかった。


「ごめん、それだけ」


私はその場を逃げようとした。


「待って」


でも、ひろ君に腕をつかまれた。