それぞれ、頼むものもほぼ決まってる。


待ってる間、今日の試合について二人が語ってた。


「だから、パスする瞬間に翔馬が走ってるのが見えたわけ」


「ふーん」


「で、ここしかないってことろにパス。だろ?翔馬」


「そうそう」


「それで翔馬が決める。やっぱ、いいパス出したら誰でも決めれるってことだな」


「はっ?何言ってんの。あれは、俺のシュートがよかったの。キーパーまでかわしたんだぜ」


「たまたまだって」


「だったらお前のパスもたまたまだろ?」


テーブルをはさんで熱くなってる二人。


「お二人さん。そろそろやめにしたら?」


「はっ?」


「店員さん、困ってるけど」


冷静に結華が言う。