幼なじみ~初恋~

「ねっ、なんの話?」


「わかんないならいいの」


「なにそれ」


「男の子の気持ち、考えてみ」


「考えてって・・・」


考えたってわかるわけないじゃん。


身近にいる、ひろ君のことだってわからないのに。


「それより春菜」


「なに?」


「その帽子、ちゃんとかぶっててよ」


「えっ?」


「ほんとにぶっ倒れそうだから」


「大丈夫だよ」


「あのね、大丈夫って言ってる人がまず最初に倒れんのよ」


そう言って、結華は歩きだした。