手をパンと勢いよく叩いたあやめちゃんの決定で、あたしたちの班は京都に行くことになった。
「京都かぁ~舞妓さんに会えるかな」
「私、清水寺に行きたいなぁ」
憧れの京都にドキドキしてるあたしとユウちゃんに
「俺は佐山とならどこでもいいぜ~」
「うわ!」
高橋くんがあたしの肩に腕を回してくる。
「ちょ、高橋く」
あたしがそこまで言うと、
「いっ!!」
さっきまでは笑顔だった高橋くんの顔が急に歪んだ。
「??」
いったい何が起きてるか分からないけど・・
「てめ~青山!今俺の足蹴っただろ!!」
今度は想に視線を移して物凄い勢いで怒ってる。
「あっ、わりぃ。ぶつかった?」
「てめ~!」
本当に想ったらしょうがないんだから
「まぁまぁ。想もあんまり虐めないであげてよ?」


