これ以上想の顔、見れないよ ううん、見たくない。 「ったく、ちょっと来い」 想に腕を掴まれたまま連れてこられた場所は誰も使っていない教室だった。 「ん、ちょ・」 言葉がうまく出てこないのは想がいきなりあたしの唇を塞いできたから。 「お前、ワザと俺にヤキモチ妬かせるようにしてるワケ?」 唇を離して想がまっすぐあたしを見る。 綺麗な瞳にあたしは正面から見ることができない。 「そんな、つもり・・ないもん」 顔を逸らすとまたキスが降ってくる。 「そ、う」 「あんまり俺を怒らせんなよ?」