「て、照れてなんか」
「お前も相当しつこいよなぁ~そろそろ俺の彼女になれって♪」
腕組みをして自信満々に言ってきた。
・・・この人は本当に・・・
しつこいって
しつこいのはどっちよ?
「だから、言ってるでしょ?好きな人が他にいるって!!」
「だから青山は無理だって!!」
んん~!!
もう!!
「無理かどうかなんてわかんないじゃない!!!」
バン!!
机を思いっきり叩いて高橋くんを睨む。
「イヤ、お前がどんなに青山を好きでもそれは無理だね!だから諦めて俺にしろって!!」
高橋くんの声もあたしに負けないくらい大きなものになってる。
「やっぱり佐山さんって想様のストーカーだったんだ」
「ひぇ~怖い~」
ザワザワ
クラスの子たちが次々と口にする。
「俺は本気なんだぜ?」
グイっと腕を引っ張られて体が自然に高橋くんの胸の中に入ってしまう。
「ヒュ~!!」
今度は冷やかす声。
もういい加減にしてよ・・
「佐山さん、次の授業のことで先生が呼んでたぜ?」


