パパとママのヒミツ♪




授業をサボって図書館にいる俺に声をかけてきたのは



「さくら」



じいさんの秘書であり


最後にメイと会話をした人物の一人。


さくらは呆れた顔で俺を見ると隣の椅子に腰をかけた。


「んだよ。笑いに来たのかよ」

「そうね。ご飯食べてないんだって?少し痩せたんじゃない?」

「るせーな。俺は嫁の作った物しか食いたくねぇんだよ」

「そう。まぁ、24時間監視されてるもの。仕方ないわよね」


じいさんはメイが消えてから俺に監視をつけるようになった。


もちろん


俺がメイを探さないように


「お前も知ってんだろ?メイの居場所」

「えぇ。だけどそれは絶対に口にしてはいけない秘密事項。」


やっぱり


こいつも口止めされてんのか


「花も元気なのか?」


消えたのはメイだけじゃない。


大事な二人を失った俺は今抜け殻も同然だった。


何をしても楽しくない

生きていても仕方ないというくらいだ。