声の方を振り向くとそこには見覚えのない女の人。


「やっぱり花ちゃんだ~。こんにちは♪今日はお姉さんと一緒なの~?」


にこにこ笑顔の優しい顔で花に話しかけてくる。


「花の知り合いですか?」


不思議に思って質問してみると


「花ちゃんとはいつもうちの子と遊んでくれてるのよ」


あたしよりも年上で(まぁそれは当たり前だけど)


でもすごくキレイなお母さんが答えてくれた。


「でも結構年が離れてるのね?あなたと花ちゃん、姉妹なんでしょ?」

「え?」

「ほら、顔だってそっくりだし。
花ちゃんのお母さんにこんな大きなお子さんがいるなんて知らなかったわ~」



これは正直に言ってもいいのかな?


だけどあたしは花の本当のママなわけだし。


自信持ってもいいよね?


「い、いえ。花はあたしの子供なんです」