「本当は昨日自分で気付いていたはずなんだ。」



昨日一日で

オレはキミのいいところを知ってしまった。


柔らかくて

優しい笑顔

可愛い仕草


だけど


オレはまだ自分の気持ちに気付きたくなくて






「オレ、イヤだったんだ。つい最近までメイの事が好きだったのに
大木の事が好きなんて言ったら軽い男に思われそうで。
いや、実際軽かったけど。だけどオレ」



そこまで言うと大木がオレを優しく抱きしめてきた。


「ちょ、大木?」

「・・名前で呼んでくれなきゃいや」

「・・ユウ?」

「私、軽蔑なんかしないよ?心変わりは誰にだって
突然訪れるものだと思うから」

「・・そうかもな」



だからこそ今のこの恋を大切にしたい

この気持ちが決してなくならないように


ずっとあなたを

キミを




好きでいれますように・・・






ふと上を見ると


夜空にはキラキラ輝く星たちと

やっと掴んだ私の王子様。





あなたの瞳に誓う

ずっとずっと私はあなたを好きでいるって。



もちろん


キラキラ星さんたちにも


ね?