あたしは知ってる。
これはオンナのカンってやつだけど
多分、さくらさんは・・・
「ねぇ、さくらさん。
さくらさんは本当はおじい様・・
ううん、理事長の事が好きなんじゃないの?」
「「え!?」」
あたしの言葉に想も想のお父様も驚きを隠せない。
あたしも最初は驚いた。
でもね?
あの時の真っ青な顔。
おじい様を見つけて抱きしめた時の顔。
安心して泣いてる顔。
全部全部愛おしい人に向けられた顔だったんだもの。
さくらさんはあたしに抱きしめられたまま
静かに口を開いた。
「私は・・康哉様が好きです・・・」


