どうしよう さくらさんのあの顔。 あれは相当の覚悟を決めてる顔だった。 きっと 花にも何かするかもしれない。 たとえ話だとしても これからあたし達になにかしてくるかもしれない。 母親として 妻として 家族を守らなくちゃいけない。 だけど 「君は想の人生はこれでいいって思うのかい?」 想のおじい様の言葉が あたしの頭の中から離れていくことはなかった。