次の朝。 あたしは理事長室の前に立っていた。 昨日の想の言葉を胸にしまい あたしは一つ決心をした。 それは理事長ときちんと話をすること。 理事長の本心が知りたくてここまで来てしまったのはいいんだけど。 なんせ理事長・・想のおじい様と二人で会うのは初めてで 足やら手やらが震えていて 体中が緊張している。 「しっかりしなくちゃ!」 前に進むためには絶対に逃げちゃいけない。 「すーはー」 一つ深呼吸してから コンコン 二度ドアをノックした。 「はい?」