「なっちゃん」

うるせー

「なっちゃんて」

話かけんな

「な―っちゃんっ」
しつこい!!

「・・・」

そーだ黙れ。

「夏海?」

・・・ブチっっ

早足で春夜の前を歩いていた俺は脚を止め振り返った
「うるせーよっ!こぐか?フツー、あんな恥ずかしい体勢で!!しかもお前の重さだけでヤバイ音してるブランコを一周回るんじゃねーかって勢いで!!」
一気にまくし立てて酸欠の俺
で、奴の抜けまくった顔の抜けまくった一言。
「怖かったって事?」

バッチ――――――――ン!!!!!!気付いたら俺の右手は春夜のほっぺたを直撃していた

そんなビミョーな休日の一日だった