―ピピピピ… 「……ん~」 朝か…… 今日も1日が始まる。 モソッと布団から手を伸ばして時計を見ると。 「…6時半」 まだまだ寒いこの時期は布団から出るのが辛い。 「起きなきゃ…」 なんとか起き上がり、着替えをしてリビングに向った。 「あら、おはよう。」 「おはよ」 既にテーブルには美味しそうに湯気を上げた朝食が並んでいる。 「いただきます」 椅子に座り、手を合わせて、味噌汁に手を伸ばす。