ピーンポーン。
 結菜の家のインターホンを鳴らしながら、僕は再び自分に感動していた。(キモいとかいわないでください…)
 だって、普通なら30分かかる某デパートと結菜の家までの区間を、20分で到着しちゃったんだぜ☆

 結菜だってきっと驚いてるはず。
「え…裕也?もう着いたの?」
 ほらほら、インターホン越しにひしひしと感じますよ。