少しだけ間をおいてから、結菜が僕の方へ振り返った。 「裕也」 「おは、よ……」 命の危機で怯えていたせいか、僕の声は少しかすれた。(ダサいです、えぇ) 結菜の顔を見て、あの写真を思い出す。 「そうだ!大変なことになったんだ!」