「あーあー、すっかり悪魔に魅入られちゃって、ザマァないね。だからオレは禁断の書なんか読むなって言ったんだ」
「えうい、うるさい! お前はオレがこの手で殺してやるっ」
王子が剣を振りかざして襲いかかり、リュアネスはそれをひらりとかわしました。
胸元から杖を出して呪文を唱えると、長いロープが現れて王子に絡みつきます。
王子はそれを剣でなぎ払い、再び構え直しました。
「二重の呪い、か。なかなか上手い術だったよ。
レオノーラに出会わなければ、オレは死んでいただろうしね」
リュアネスは杖で肩をぽんぽんと叩きながら、にやりと笑いました。
「王子、あんたもレオノーラに感謝しな。オレがその悪魔を払ってやるよ」
『なんだと?』
眉をひそめた王子の影から、むくりと起き上がるものがありました。
王子の顔つきが、途端に呆けたようになりました。
「悪魔が出てくるわ! 大変っ」
呆然と様子を眺めていた妖精たちが、レオノーラを抱えたまま慌てて物陰まで逃げました。
「え!? どういう事なの!」
レオノーラは王子やリュアネスを見ながら、混乱する頭で言いました。
「えうい、うるさい! お前はオレがこの手で殺してやるっ」
王子が剣を振りかざして襲いかかり、リュアネスはそれをひらりとかわしました。
胸元から杖を出して呪文を唱えると、長いロープが現れて王子に絡みつきます。
王子はそれを剣でなぎ払い、再び構え直しました。
「二重の呪い、か。なかなか上手い術だったよ。
レオノーラに出会わなければ、オレは死んでいただろうしね」
リュアネスは杖で肩をぽんぽんと叩きながら、にやりと笑いました。
「王子、あんたもレオノーラに感謝しな。オレがその悪魔を払ってやるよ」
『なんだと?』
眉をひそめた王子の影から、むくりと起き上がるものがありました。
王子の顔つきが、途端に呆けたようになりました。
「悪魔が出てくるわ! 大変っ」
呆然と様子を眺めていた妖精たちが、レオノーラを抱えたまま慌てて物陰まで逃げました。
「え!? どういう事なの!」
レオノーラは王子やリュアネスを見ながら、混乱する頭で言いました。


