パメラはぐうう……、と唸りました。
「これから文献を調べてみよう。何か呪いをとく糸口があるやもしれん」
「早く! 早く私を元に戻してよっ」
ベッドに伏すようにしていたグラディス王女が顔を上げた瞬間に、レオノーラと視線が合いました。
その瞳が燃え上がるような輝きを放ち、グラディス王女は枯れ枝のような指をレオノーラにしっかと向け、言いました。
「私がこんな事になったのはお前のせいよ。お前は私に妖精の生まれる花ではなく、悪魔の生まれる花の場所を教えたのね。許せない」
「王女様、私はそんなつもりは……」
レオノーラが震える声で言おうとするのを聞かずに、王女は続けました。
「私がこんな姿になってさぞや満足でしょうよ。お前なんか、死んでしまえばいい!」
「これから文献を調べてみよう。何か呪いをとく糸口があるやもしれん」
「早く! 早く私を元に戻してよっ」
ベッドに伏すようにしていたグラディス王女が顔を上げた瞬間に、レオノーラと視線が合いました。
その瞳が燃え上がるような輝きを放ち、グラディス王女は枯れ枝のような指をレオノーラにしっかと向け、言いました。
「私がこんな事になったのはお前のせいよ。お前は私に妖精の生まれる花ではなく、悪魔の生まれる花の場所を教えたのね。許せない」
「王女様、私はそんなつもりは……」
レオノーラが震える声で言おうとするのを聞かずに、王女は続けました。
「私がこんな姿になってさぞや満足でしょうよ。お前なんか、死んでしまえばいい!」