鵠沼のカラオケ・ボックス、レヴィューの駐車場についた。
見おぼえのある車が、何台も止まっている。
緒方くんのY30と、幹部連の車。
みんな、『紫天使』のステッカーが貼ってある。
あれ?
1台だけ、違うステッカーのバイク。
それを確かめる間もなく、真紀は、先にたってVIPルームに向かった。
あたしは、黙って従う。
これから何が起こるのか、考えると、すごく怖い。
あたしは、ドアの前でゴクンと唾を呑み込んだ。
「まだ間に合うよ。まい」
振り向きもせずに、真紀が言った。
これが最後のチャンスってわけ?
「だって、しょーがないよ…」
ぽそっと、つぶやいた。
「ったく!」
真紀は、乱暴に舌打ちして、ドアを押し開けた。
あたしは、ドキドキしながら、そのあとに続く。
視線が、いっせいにあたしたちに集まった。
見おぼえのある車が、何台も止まっている。
緒方くんのY30と、幹部連の車。
みんな、『紫天使』のステッカーが貼ってある。
あれ?
1台だけ、違うステッカーのバイク。
それを確かめる間もなく、真紀は、先にたってVIPルームに向かった。
あたしは、黙って従う。
これから何が起こるのか、考えると、すごく怖い。
あたしは、ドアの前でゴクンと唾を呑み込んだ。
「まだ間に合うよ。まい」
振り向きもせずに、真紀が言った。
これが最後のチャンスってわけ?
「だって、しょーがないよ…」
ぽそっと、つぶやいた。
「ったく!」
真紀は、乱暴に舌打ちして、ドアを押し開けた。
あたしは、ドキドキしながら、そのあとに続く。
視線が、いっせいにあたしたちに集まった。

