決して取り乱すまい、と思っているけど、もう、内心は、ドキドキしていて、なにがなんだか判らなくなりそうだった。
スクーターに乗ってても、手足に震えがくるくらい、ビビってた。
ほんとに、怖かった。
でも…。
あたしは、どうしても、
「でも…」って、言ってしまう。
本能的な恐怖に、背いてしまう。
ばかみたいだなぁ…。
なんて、妙に醒めたもう1人の自分が、悠長に自分を観察しているのを感じた。
なにもかも忘れて、逃げればいーのに…。
そう、どこかで思ってる。
でも…。
ほら、また、「でも…」だ。
でも、あたしは…。
でも。でも。でもっ!
あぁっ!
わかんないよぉっ。
どーしたらいーのさぁっ!?
スクーターに乗ってても、手足に震えがくるくらい、ビビってた。
ほんとに、怖かった。
でも…。
あたしは、どうしても、
「でも…」って、言ってしまう。
本能的な恐怖に、背いてしまう。
ばかみたいだなぁ…。
なんて、妙に醒めたもう1人の自分が、悠長に自分を観察しているのを感じた。
なにもかも忘れて、逃げればいーのに…。
そう、どこかで思ってる。
でも…。
ほら、また、「でも…」だ。
でも、あたしは…。
でも。でも。でもっ!
あぁっ!
わかんないよぉっ。
どーしたらいーのさぁっ!?

