「1号から3号まで、もぉ、居たんだって」
「やだぁ。朽木じゃあるまいしぃー」
どっきん。
真紀の口から、朽木サンの名前が出ると、心臓が騒ぐ。
ちょっとうしろめたいような。
切ないような…。
「じゃあ、まいも『赤華』、入んなよ。規律、厳しいけど、あんたならすぐ幹部になれるって」
「ほんとぉ? あたしも入れてくれるのっ?」
あたしを認めてくれたんだ…。
なんか、嬉しい。
「あたりまえじゃん」
真紀は、きんいろの髪をけだるくかきあげるいつものポーズで、優しく笑った。
「まいって、なんか、隠れたもの持ってるって、気ぃするよ…」
「えー…」
なんか、テレちゃう…。
「それ、かいかぶりだよぉ…」
だけど、真紀がそんなふうにあたしを見ていてくれたなんて、知らなかった。
あたしは、ただ、真紀に憧れて、後を追っていただけなのに…。
「やだぁ。朽木じゃあるまいしぃー」
どっきん。
真紀の口から、朽木サンの名前が出ると、心臓が騒ぐ。
ちょっとうしろめたいような。
切ないような…。
「じゃあ、まいも『赤華』、入んなよ。規律、厳しいけど、あんたならすぐ幹部になれるって」
「ほんとぉ? あたしも入れてくれるのっ?」
あたしを認めてくれたんだ…。
なんか、嬉しい。
「あたりまえじゃん」
真紀は、きんいろの髪をけだるくかきあげるいつものポーズで、優しく笑った。
「まいって、なんか、隠れたもの持ってるって、気ぃするよ…」
「えー…」
なんか、テレちゃう…。
「それ、かいかぶりだよぉ…」
だけど、真紀がそんなふうにあたしを見ていてくれたなんて、知らなかった。
あたしは、ただ、真紀に憧れて、後を追っていただけなのに…。

